【豆のトリコ】02：「ヌードルってくっつきやすい」と思った人に、絶対知ってほしいコト。

ZENBの人気No.1商品「ゼンブヌードル」。

「おいしい！」「いつも食べてます！」とうれしい声をたくさんいただくと同時に、よく食べられているからこそ、調理に関する疑問・質問もたくさんいただきます。

中でも多いのが…
「麺がくっつく！」「麺が固まっちゃった😢」というもの。

…いま、「ああ」と思った人もいるのでは。
たしかに「ゼンブヌードル」って、ちょっとくっつきやすい気がする…（小声）

「でも、なんでくっつくんだろう…？」
「くっつかない方法ってあるの？」
第2回目の【豆のトリコ】は、そのヒミツに迫ります。

なぜ、くっついてしまうのか

くっつく原因は、ズバリ、コレ！
＼ゆでてる時に溶け出した、豆の成分／
これが麺のまわりについて、固まることで、麺同士がくっついてしまうのです。

この、溶けだした豆の成分に多くふくまれているのが、“デンプン”です。

“デンプン”には、
温度が高い＋水分があるとモチモチになり、
冷える＋乾燥すると、かたくなる　という性質があります。

「ゼンブヌードル」のモチモチ食感は、“デンプン”の働きによるものなのですが…
溶けだして麺のまわりについた“デンプン”が、冷えたり乾燥したりすることで、固まりやすくなる原因にもなってしまうんです。

ちなみに
「ゼンブヌードル」は、こだわりの豆100％麺だから、小麦不使用。
小麦のたんぱく質であるグルテンがないため、小麦麺と比較して、デンプンの成分も、よりゆで汁に出てしまうんです。

ここまで変わる！くっつかない方法 3選

「くっつく成分が麺から溶け出してくるなら、どうすれば…？」と思ったあなた。
ご安心ください！原因がわかれば、対策もカンタンです。

ようは、くっつく原因をとりのぞき、冷えや乾燥を防いで、固まらないようにすれば良いのです。

つまり…

1. ①豆の成分をとりのぞく＝ゆであがった麺を洗う
2. ②乾燥させない＝オリーブオイルなどの油で和える
3. ③冷えも乾燥もしないメニューにする＝ラーメンなどの汁麺にする

①豆の成分をとりのぞく＝ゆであがった麺を洗う

いちばんやってほしいのは、この①。
くっつくと思った人は、とにかくゆでた麺を洗ってください。

やり方は、カンタン。
麺をざるにあげて、ボウルを使って水で2回ほど、やさしく麺の表面についたゆで汁（＝くっつく原因）を落とすだけ。

温かいメニューの場合は、40℃くらいにした水道のお湯を使うのがオススメ！
冷やし麺の場合は、麺を水でしめる時と同じように、冷水でしっかり水洗いしてください。
食感もツルッと仕上がります。

1点だけ注意。
洗う時にやさしく洗わないと、麺の表面がはがれて食感がボソボソになってしまうので、”やさしく”がポイントです。

②乾燥させない＝オリーブオイルなどの油で和える

ゆであがった麺にオリーブオイルなどの油をひとまわし。
“デンプン”が固まる原因である乾燥を防ぎます。

市販の和えるタイプのパスタソース（液体・オイル系のもの）で、ゆであげた後すぐ、ささっと味つけしてしまってもOK。

①の「麺を洗う」のあとにやると、さらに効果を発揮しますよ！

③冷えも乾燥もしないメニューにする＝ラーメンなどの汁麺にする

"デンプン”が固まる原因である冷えも乾燥も、このメニューには関係ない！
それが、汁麺。

ラーメンやスープパスタのような汁麺なら、固まる心配はありません。
じつは、ゼンブヌードルはのびにくい性質があるので、汁麺に向いている麺だったりします。