幼いころから人一倍洋服が好きでファッションへのこだわりが強かったと話す、西側さん。〝服のかたちをしたメディア〟というコンセプトのエシカルファッションブランド『coxco』を立ち上げ、ファッションを通じて、環境問題や社会問題について、世の中に問題提起をしています。ブランドでは捨てられてしまっていた残布や、ペットボトルの再生素材などを使って洋服を作っており、活動は国内に留まらず、フィリピンで雇用につなげるファッションスクールを開校しようと準備をしているのだとか。
きっかけは、大学1年生の長期休暇で訪れたニューヨークへの旅。その後も、様々な国へ旅をする中で、どの国でも貧困はあるということを知ったそうです。「ボロボロの服を着ている人を目にして、自分が今まで洋服を楽しんで、好きでいられたことが、当たり前じゃなかったんだなと感じて。ファッションで社会課題について取り組めたらと感じた瞬間でした」。
〝孫の代まで受け継ぎたいか〟が服選びの基準
西側さんが着用しているフーディは、回収された古着をリサイクルした糸でできたアイテム。つまり、服から服に生まれ変わらせる、BRINGという取り組みです。アクセサリーも作っていて、このリングは愛媛県の宇和島で採れたアコヤ真珠。規格外となった一般的には流通しないものに、価値を見出しました。「真ん丸じゃない規格外のパールもかわいくて。」
「私が洋服を買うときには、サスティナブルな取り組みをしているかどうかはもちろんですが、〝孫の代まで受け継ぎたい洋服〟かどうかが基準です。つまり、デザイン性はもちろんのこと、耐久性も含めて、長く愛用できるかどうかが大事。サスティナブルと向き合う中で、作り手が環境に配慮しているかどうかも重要です。ZENBを選ぶのも、同じ理由。捨ててしまう部分まで可能な限りまるごと植物を使っているZENBは身体にも環境にも負担がなくいいことだから。こういうサステナブルで美味しい商品が世の中にどんどん増えるといいなと思います。」
自分を労わるランチにZENBヌードルやマメロニが活躍
服の企画やデザイン、工場とのやりとり、商談など、ほとんどの仕事をひとりでこなす、西側さん。平日はとにかく時間がありません。朝食は白湯とバナナと決めているそうですが、ランチは、毎回ワンパターンになってしまうことが多かったそうです。
「健康を考えたランチを心がけたいのですが、大好きないなり寿司を買って食べることが多くて。私は料理があまり得意ではなくて(笑)。パッと作れておいしい、ZENBヌードルやマメロニは本当に助かります。今日作ったのも、マメロニをZENBきのこのベジラグーソースで煮込むだけだから、これなら私にもできる!って、頼りにしています。まるで手の込んだ料理のような見栄えやおいしさで気分があがります。ZENBトマトチリスープも簡単にスープヌードルができて味わいも好きですね!」
手軽でおいしく、食物繊維など栄養価も高く、普通のパスタを食べるよりも罪悪感がない ところがお気に入りと話します。
「日々の忙しさでこだわった食事は作れないし、ランチタイムを逃して午後4時なんていうときも。特に野菜不足が気になるんです。そういう日は、ZENBスティックをつまんだり、豆乳にZENBペーストを入れてシェイクしたドリンクをサッと作って飲むようにしています。コーンのZENBペーストはそれだけでも甘いのですが、気分でハチミツを加えたり、オートミールと組み合わせたり、アレンジしやすくて簡単。洗い物が少ないのも嬉しいですね。
これから年齢を重ねていくことで、不規則な生活から肌が荒れたり、体調を崩したり、少しずつ身体に支障が出てくるかもしれない。長く好きなことを続けていきたいし、やっぱり食は健康の基本。自分の健康と未来を考えて、これからもZENBシリーズを活用してバランスのいい食事を心がけようと思っています。」
ZENBスティックがあれば乗り切れる!
残布探しに倉庫へ行ったり、リサイクル工場や縫製工場に打ち合わせへ行ったり、西側さんが現場に行くこともたびたび。「広い倉庫や工場内を歩き回ったり、残布探しは結構重労働で、お腹が減るんです。でも、気付いたらランチの時間を過ぎていることもしばしば。自然な甘さでおいしくて腹持ちもいい、大好きなZENBスティックをもっていきたいですね!」
ZENBスティックの食物繊維やポリフェノールなど栄養価の高さにも注目している、西側さん。「野菜の皮や種は栄養価が高いと聞きますが、自分ではそのような部分を、美味しく調理できたことがありませんでした。なので、栄養価が高い部分を気軽に取り入れられるのは有り難いです。」
洋服好きの夢と挑戦
「ちょうどいま同級生たちが結婚したり、出産を視野に入れていたりという世代です。まわりの人のライフステージがどんどん変わっていくなかで、私はまだ夢を追い続けていいのか?と考えることもあります。でも、目の前にあるやりたいことが明確にありますし、ファッションを通じて社会をよりよくしたいという、この挑戦への不安はありません。ただの洋服好きの私が、自分にできることで世の中に恩返しをしたいと思っています」
西側さんの長く使っている愛用品
メゾン マルジェラのレプリカオードトワレ レイジーサンデーモーニング(右)、シン ピュルテ(左)
やる気を出したいときに。フローラルムスクのこの香りはジェンダーレスで使えるため、多くのファンが。ふわっと香る程度なので、自分のために香りをつけています。眠る前には、フレグランスのシン ピュルテ(森林の香り)で毎日の疲れをリセットします。一日が終わるという感覚になり、心がすっきりして眠りにつけますね」
RECIPE
きのこのベジラグーソースマメロニ
ZENBきのこのベジラグーソースと、旨みたっぷりのマメロニのゆで汁を存分に使い、ソースの調味不要のお手軽レシピ。ゆでているマメロニに隙間をあけてポーチドエッグを作るのがポイントです。形も綺麗に仕上がります。
PROFILE
西側愛弓さん
兵庫県神戸市出身。大学時代にNPO法人『DEAR ME』を立ち上げる。大学卒業後、大手IT企業に勤めたのち、「洋服のかたちをしたメディア」をコンセプトにしたファッションブランド『coxco』をスタート。通して環境問題や社会問題と向き合う起業家として、注目を集めている。